ROBERT TEPPER / No Easy Way Out

ROCKY IV

ROCKY IV

サバイバーの「バーニング・ハート」、ジェイムス・ブラウンの「リヴィング・イン・アメリカ」のヒットを生んだ名サントラ盤「ロッキーⅣ」の中の1曲で、確かシングルカットもされたはずですが、当時新人だったロバート・テッパーの曲。
これが超のつく名ロックナンバーで、ぶっとい音と声(好き嫌いは分かれる)が印象的でした。映画では確かトレーニングの場面で使われていたため、比較的長く使用されていました。それに比べるとケニー・ロギンズとグラディス・ナイトというすごい組み合わせによる「ダブル・オア・ナッシング」だとか、当時人気上昇中だったゴー・ウエストの「ワン・ウェイ・ストリート」だとかはほんのちょっとしか使われておらず、それだけにこの曲のフィーチャーぶりが目立ちました。
残念ながらこのロバート・テッパー、この曲を収録したアルバムとあと1枚くらいで消息不明になりましたが、このソロアルバムが実は今プレミアを呼んでいます(すっげー高いの)。やはり当時の私と同様、注目している人は多いんですね。再発しないかなぁ。
話は「ロッキーⅣ」に戻りますが、このサントラにはタッチ(あだち充でも双子の芸人でもない)というバンドによる「スウィーテスト・ビクトリー」という印象的なロックナンバーが収録されています。ところがこのバンドも当時からクレジットがまったく不明。ヴォーカルだけ聴いてると、サバイバーかジャーニーかといった感じで、サウンドもモロに産業ロック的でしたが、どなたか詳細を知っている方は教えてください。