MADNESS / Lovestruck

Wonderful

Wonderful

マッドネスは80年代前半にヒットを連発、一度解散してから80年代末に再結成し、その後は地道な活動を続けるバンド。

当初は2トーン系の代表格で、日本じゃ例の「シティ」のムカデダンスでしか語られないのはひどい話じゃないですか。

そんな彼らが見事な作品を発表したのが99年。「ラブストラック」はアルバム「ワンダフル」のオープニングナンバーで、確かシングルカットもされたはずですが、これがもう名曲。

イギリス直系の超ポップナンバーで、アレンジも完璧。彼ら特有のクールなピアノがリズムを刻み、まるでビートルズコステロかといった感じの、暖かくも硬質なアレンジ。
それにしても80年代のこの手のアーティストの再発は進みませんね。


…と思ったらやっぱり東芝EMIじゃねーか、権利持ってるのは。
やはり東芝は私にとって敵なのかも。


追伸:今アマゾンでこのアルバムを調べたら、なぜか4000円超えてました。ボートラもないし2枚組みでもないのに。どうやら既に廃盤で価値が上がっているようです。