GO WEST / Call Me

Go West

Go West

もし予備知識がなかったらアメリカのバンドと思ったかもしれないような音を出していたのがゴー・ウエスト。デビュー曲「ウィ・クローズ・アワ・アイズ」がアメリカでもヒットしたものの、なんとなく一発屋の匂いを感じていたんだけれどもどうしてどうして、ポツポツと思い出したようにその後もアメリカでもヒットを飛ばしていきました。音はますますアメリカナイズされていきましたが。

で、この曲はデビュー・アルバムからのセカンド・シングルで、これも英米ともにそこそこヒット。私はこの曲をたまに無性に聴きたくなることがあって、聴くと実にスカッとする。彼らの曲はシンセをダイナミックに使うのが特徴で、それでいてメロディは淡い水彩画のような感じがする(うーむ、説明が難しい)。イギリス出身なのにウエストコースト・サウンドをシンセ音でアレンジしたようなイメージ、とでもいうべきか。この曲はPVも印象的で、まさに青空の中を彼らのサウンドが突き抜けていくようなものでした。あ、そうか、バンド名の「ウエスト」はアメリカ西海岸だったのか…?

追伸:ジャケット右のおにいさんは、現在随分髪の毛が後退してしまいました。時の流れとは残酷なもので。