BAD ENGLISH / Posession
- アーティスト: Bad English
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1989/07/01
- メディア: CD
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バッド・イングリッシュの魅力は、ジャーニーほど大仰ではないが的確にツボを押えた曲作り、そしてどこか哀愁漂うイギリス的なメロディーがダイナミックなアメリカン・ロックサウンドに包まれている点で、タイプは違いますが、フォリナーに近い感じがします。で、何よりも彼らを個性的なものにしているのはやはりジョン・ウェイトのヴォーカル。ロック・ヴォーカリストって大まかに言うとシャウター・スタイルか、ビブラート・スタイルかのニ種類に分けられるのですが、この人の場合、常にメロディーから外れる(音痴という意味ではない)アドリブやフェイクを多用したスタイルが売り。このタイプはバックの音がタイトなほどかっこ良くはまります。
「ポゼッション」、いい曲です。日本人好みの哀メロですので、REOスピードワゴンやジャーニー、フォリナーのメロウな曲あたりが好きな方はぜひ。