PHILIP BAILEY & PHIL COLLINS

チャイニーズ・ウォール

チャイニーズ・ウォール

フィリップ・ベイリーフィル・コリンズ、この二人のフィルの組み合わせは実に新鮮でした。フィリップのソロのプロデュースをフィルが手掛け、レコーディング中に突発的にあのリフが生まれ、偶然に二人のデュエットとなった奇跡の名曲がこの「イージー・ラヴァー」。この曲が入ったアルバム「チャイニーズ・ウォール」は実は結構いいアルバムで、ファルセットを使わない曲もあって楽しめますが、今回はヒネリ抜きでこの曲を紹介します。

前述のようにリフから生まれたパワフルな曲で、魅力はまさにそこ。シンプルなリフにフィルの強烈ドラム、そしてタイプの違う二人のヴォーカルのかっこよさ。あの田原俊彦が当時「堕ちないでマドンナ」でパクった(のは作曲の筒見京平ですが)のも無理はないほど魅力的。

当時を知ってる人ならPVもよく覚えていることでしょう。ヘリコプターからフィルが降りて、レコーディングを行う様子をまとめたシンプルなものでしたが、楽しそうな二人の様子が印象的でした。

というわけでフィル関連2連発でした。