ASIA / Here Comes The Feeling

詠時感?時へのロマン

詠時感?時へのロマン

たまらんなぁ、このタイトル。元は「Here comes the feeling」ですよ!これが「ときめきの面影」なんだから…。ついでに意味もわからないし。

それはともかく、高校2年のときに後追いでエイジアを体験しました。文化祭で映画を作ったときに先輩から勧められた挿入曲で、一発で気に入りました。ちなみにこの映画のオープニングには「時へのロマン」を使いました。う〜ん、懐かしいなあ。この曲は途中の展開が大好きで、スティーヴ・ハウのギターのうまさには唸ってしまいました。日本でエイジアが人気があるのは当然のことで、日本人はメロディアスで演奏がしっかりしているのが好みますから、まさにエイジアはピタリだったのです。アルバム「詠時感」(これはいい邦題なのになぁ)は全米年間チャート1位に輝くほど大ヒットしたのですが、その後はアルバムを出すたびに低迷していきました。日本では今でもコアなファンが多く、ブートレッグも数多く出ているようですが、やはりこの時期が最高です。「ワイルデスト・ドリームス」などもほんとにいい歌。プログレ・ファンからは「産業ロック」として毛嫌いされているようですが、こういう素晴らしい作品は素直に味わった方が人生お得だと思うけど。