BOZ SCAGGS / Jojo
- アーティスト: Boz Scaggs
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1998/10/15
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
さて「ウィア・オール・アローン」は誰もが認める名曲なので、バラードタイプではないミディアムテンポのかっこいい曲をご紹介します。「ジョジョ」はアルバム「ミドル・マン」からのシングルでしたが、この曲のかっこ良さは渋いアレンジとギターサウンド。かっこいいのもあたりまえ、この曲に参加しているメンバーがすごいのです。プロデューサー&エンジニアが、後にオフコースも手掛けたビル・シュネー、アレンジは名プロデューサー、デヴィッド・フォスター。かっこいいギターはTOTOのスティーヴ・ルカサーになんとレイ・パーカーJr.。「ゴーストバスターズ」のイメージが強い彼ですが、もともと優れたリズム・ギタリストで、彼のギターの音色はすぐにわかります(祈・再評価)。ドラムスには今は亡きTOTOのジェフ・ポーカロ。なにしろボズの「シルク・ディグリーズ」をきっかけにTOTOが結成され、一躍売れっ子セッションマンになったわけですからジェフやスティーヴの参加は当然でしょう。これだけの名手が揃い、ボズの都会的なメロディセンスとクールで甘いヴォイスがあればそりゃ完成度の高い作品ができます。ここからは余談ですが、実はこのTOTO勢とイーグルス勢が参加したボズの曲があります。映画「アーバン・カウボーイ」の主題歌であった「燃え尽きて」という曲ですが、デヴィッド・フォスターも参加、TOTOからはスティーヴにジェフとマイクのポーカロ兄弟が参加、イーグルスからはグレン・フライにドン・ヘンリー、ドン・フェルダー、ティモシー・シュミットまで参加してます。ぜひ一聴を。