STEVIE WONDER / Ngiculela - Es una historia -I am singing

Songs in the Key of Life

Songs in the Key of Life

一般的にはスティーヴィの最高傑作とされている「キー・オブ・ライフ」。すべてのアルバムを持っているわけではないのですが、確かにこれはすさまじいクォリティを持ったアルバムです。代表曲も多く、「愛するデューク」「可愛いアイシャ」「回想」「アナザー・スター」など、収録曲すべてが名曲といっても過言ではないと私も思います。

今回ご紹介する曲はその傑作にたぶん埋もれている曲「歌を唄えば」。ズール語とスペイン語、英語の3ヶ国語で歌われる実にかわいらしい曲調のナンバー。歌詞も歌の持つ力の普遍・不変性を主張するもので、この手の曲を書かせればホントにスティーヴィーとポール・マッカートニーにはかなわない。

ちなみにこのアルバムにはもう1曲埋もれがちな小品「ヴィレッジ・ゲットー・ランド」(西城秀樹カバーの「愛の園」に曲調が似ている)、私の兄が「イントロだけで震える」とのたまった「ある愛の伝説」(しかもオープニング・ナンバー)、ジョージ・マイケルのカバーも光る「永遠の誓い」(ほとんど完コピー)など、聴き応えありまくりなので、つい時間があるときには聴きこんでしまう1枚なのです。