FREDDIE MERCURY / Love Kills

Metropolis (1984 Re-release Of 1924 Film)

当時レンタル屋で借りたサントラ。何が聴きたかったのかほとんど覚えていなかったんですが、おそらくパット・べネターと「フットルース」絡みでボニー・タイラー、ラヴァーボーイの曲が入っていたので借りたのかも。「フットルース」に続くのはこのサントラだ！みたいなことが当時の雑誌で言われてて、それに乗っちゃったのかもしれません。

というわけで、当時クィーンは知ってましたが、フレディは知らなかったという（笑）私が、あとになって気づいたのがこの曲。まだアルバム「Mr.バッドガイ」は出ておらず、彼の実質的な１ｓｔソロ作だったはずです。全体をあのジョルジオ・モロダーが統括・指揮していましたので、この曲もなんとエレクトロポップ調のサウンドにあのフレディのヴォーカルが乗っています。なんだかフレディも歌いにくそうで窮屈な感じがしますが、今となってはそれもご愛嬌で、クィーンからの彼のキャリアを通しても結構貴重なトラックだと思います。

このアルバムは結果的にいろんなアーティストの出会いを作ってくれたので、いまだに愛着があって、他には上述のパット・べネター、ボニー・タイラーの二大女性ヴォーカリストに、ラヴァーボーイ、ビリー・スクワイア（かっこいい曲！）、イエス（当時そうだったかどうかは知らん）のジョン・アンダーソンが参加。そして敬愛するアダム・アントとの最初の出会いもこのサントラでした（笑）。ジャケもいかにもサントラっぽくて好きでしたね。